はじめてのトリガー

職場で松本人志の性加害が話題になりました。

周りの人達は、普通わかるよね〜察するよね〜とか、お礼のLINE送ってたらしいよね〜とか。

はじめは、迎合したくなくて。

えー、でもこうなんじゃないですか〜?とかささやかな抵抗。

でも、やっぱり女性側のふるまいがおかしい、なんで8年後にわざわざ、警察でもなく文春に?という流れになり。

たしかにそうですよねえ、と。

合わせるほかありませんでした。

 

雪がひどかったので、落ち着いて運転して自宅に帰り布団に入っても胸がざわついて涙が出そうになるんです

心も体もしんどくないはずなのにおかしい。

漫画を読んで気を紛らわせようとします。ほのぼのした恋愛漫画を読んで、尊いと思う気持ちと、どうしようもない悲しみが同居していて。

 

これはやっぱりおかしい。初めての体験です。

今まで生きてきて、何気ない遠いところの性加害の話題でこんなふうになったことはなかったんです。私は約13年前のことなので、本当になんで今更と。自分でも得体の知れない不安感でいっぱいです。

性虐待を受けた私だから、もう性虐待を受けなかった私は存在し得なくて、それも背負って私なわけで…

これから何十年も背負い続けて生きていかなければならないんだと思うと、脳裏にナイフで皮膚を切る情景も浮かびます。こんなこと考えたくないのに。

 

性加害を肯定する側につくということは構図的に言えば単純に過去の自分を傷つけた側に回るということと同義です。今日は性加害を肯定する側に迎合してしまったので自分で自分を傷つけてしまったのかなあと感じます。文で、言葉で表していくと、私はこう思っていたんだ、と自分を肯定できます。

少しだけ辛い気持ちがおさまってきました。よかった。ただ、今日初めてトリガーが日常生活だったので、今後が不安です😢